2分でできる!Googleアナリティクスで自分のアクセスを除外する方法
投稿日:2019.11.23
最終更新日:2020.01.15
googleアナリティクスを設定した。
これからどんどんアクセスを分析しよう!
と意気込んだけど、サイトを立ち上げたばかりでサイトに来る人が少ない・・・
でも、なぜかgoogleアナリティクスで見ると異常にアクセス人数が多い。
そんなことありませんか?
それは、おそらく「自分自身がサイトにアクセスしたログが記録されてしまっている」状態である可能性が高いです。
今回は、簡単にできる「自分のアクセスをgoogleアナリティクスに記録させない方法」をご紹介したいと思います。
手順
早速手順をざっとご説明すると、
- 自分のIPアドレスを調べる
- googleアナリティクスのビュー設定を開く
- フィルタで、自分のIPアドレスを除外設定する
という流れになります。
では1つずつ詳細にご説明します。
手順1 自分のIPアドレスを調べる
まず、IPアドレスというのは、自分がインターネットにつながる時に、自分の位置を表す住所みたいなものです。
このIPアドレス情報と、欲しい情報をサーバーに送ることで、その情報があなたのIPアドレスに送られてくるという流れですね。
ですので、まずは自分のIPアドレスを知っておく必要があります。
簡単なのは、「cman.jp」を開いてもらえば、上部にズバリあなたのIPアドレスが表示されます。
こんな感じで、私の環境だと「 211.124.236.12 」というのがIPアドレスですので、これをメモするか、コピーしておいてください。
手順2 googleアナリティクスのビュー設定を開く
次に、googleアナリティクスでの設定を行います。
以下のように、アナリティクスの画面のサイドバーの一番下にある「管理」をクリックしてください。
すると、管理画面が開きますので、右の中段くらいにある「フィルタ」をクリックしてください。
↓の画面を参考にしてください。
おそらく今の状態だとフィルタは何も設定されていないと思います。
「+フィルタを追加」ボタンをクリックしてください。
手順3 フィルタで、自分のIPアドレスを除外設定する
すると、フィルタの設定画面が出てきます。
ここでは、今回のような自分のIPアドレスを除外するだけでなく、いろんな条件を指定して、特定のアクセスを除外したりできます。
詳しくはまた別途。。
ということで、以下のように
- 新しいフィルタを作成
- フィルタ名には「自宅のアクセス除外」など、自分がわかり易い名前を自由に
- フィルタの種類を「定義済み」を選択
- 「除外」を選択
- 「IPアドレスからのトラフィック」を選択
- 「等しい」を選択
- IPアドレス欄に、手順1でコピーしたIPアドレスを入力またはペーストしてください。
- 最後に、「保存」をクリック
ということで、これで設定は終わりです。
↑のように、設定したフィルタが表示されていると思います。
念の為確認しよう
設定は終わりましたが、正常に自分のアクセスを除外しているかを確認してみましょう。
googleアナリティクスのトップ画面から、
「リアルタイム」→「概要」を開いてみてください。
この画面は、今現在自分のサイトにアクセスされている情報が表示されます。
この状態で、自分のサイトにアクセスをして見てください。
できるだけ見る人が少ないページが良いと思います。
その状態で、↑のリアルタイムアクセスのページの「上位のアクティブページ」を見て、自分が今開いているページのURLが表示されていなければ、設定は問題ないということになります。
無事、自分のアクセスは無視されている証拠になります。
注意事項・制限
以上の手順で設定ができますが、若干の注意事項や制限がありますので説明します。
スマホからのアクセスは除外しにくい
まず、スマホの特性として、IPアドレスが固定されていないということが問題です。
スマホでも自宅のWi-Fiを使っていれば、IPアドレスは手順1のIPアドレスと同じですので除外は可能ですが、モバイルデータ通信を使っていると、IPアドレスは頻繁に変更されます。
ということは、そのときのIPアドレスを除外しても、とあるタイミングでIPアドレスが変わってしまうため、アクセスが記録されてしまうということになります。
これは結構痛い。
スマホからのアクセスは、できるだけ自宅のWi-Fi環境で閲覧するといったクセはつけといたほうが良いかと思います。
IPは固定されない場合が多く、定期的に見直しが必要
また、スマホだけでなく、PCでもIPアドレスは変わる可能性があるということも覚えておく必要があります。
これは、どのインターネット接続会社を使うかによってまちまちではあります。
私が使っているケーブルTVインターネットでは、とりあえず数ヶ月単位でIPアドレスが変わることはありませんので、割と安心して今回の設定が活用できます。
ただ、ルーターの再起動などでIPアドレスの再取得が行われると、そのタイミングでIPアドレスは変わっているはずですので、その時には再度設定をし直す必要があります。
つまり、設定は永続的ではないという点は考慮しておく必要があるでしょう。
まとめ
以上、とっても簡単にgoogleアナリティクスで自分のアクセスを記録させない方法をご紹介しました。
この設定をしっかりすることで、アクセス解析をするときにノイズがなくなり、分析結果の向上につながりますので、googleアナリティクスを導入した時には設定しておきたいポイントです。